片目は開けて眠る

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カポック

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21日土曜。

弟の入電で起きる。ディスプレイを見た瞬間からこりゃなんかあったなとセブンセンス発動。大叔父(でいいのかな)が亡くなったとの事。家での老衰のため、遺体は一旦警察預かりに。しかし数時間で引き取りに行かねばならぬ等、少しバタバタする。

「THE ジェントルマン」の具現であったように私には映っていた。優しい声のトーンや身だしなみ、そして何よりその周りで暮らす人々が幸せに見えた。私が現在の場所に家を買ったのも、その想い出が強く、潜在的に憧れがあったその現場に近い処でとの心の働きがあったように思う。

人にはもちろんその後もわからないような諸々はあったろうが、私の中の幸せのかたちのアウトラインを引いた一人で間違いはなかった。この事は何故か親や親類にもあまり話してはいなく、嫁に話したのが初めてだったかもしれない。多分、人間関係の距離感とかその辺りでなのだろう。

葬儀は今度の火曜日だ。

 

22日日曜。

植木周りを整理。大きくなり、鉢に収まりきらなくなったカポックを新たな大きな鉢へ。空いた鉢にまた大きくなったローズマリーを移し、ローズマリーのいた鉢に嫁が選んで買った大葉を植える。我が家の植物軍、ハーブ系はローズマリー、バジル、ミント、セージに今日買った大葉。そして前述の大木のカポックとオリーブが2本。

真夏日の中大汗をかいて作業をしたら熱中症のような体の不調。頭から水を被り、水分を採り保冷剤を頭に巻きつけてゴロゴロダウン。嫁はデスクでイラストの作業。愛猫カジカは日陰を選び昼寝。そんな日曜午後のバックグラウンドに「アンタッチャブル」を観るでもなく流している。マローン死ぬとこで嫁号泣。私は熱が出たっぽくEVEを飲む。